ほとんどのお家で眠っているんではないかと思われる理想科学の「プリントゴッコ」を使ってTシャツなどに印刷をする過程を写真つきで書いています。失敗もしてます。自分的メモな意味もあったり。
Tシャツにプリントといえば、インクジェットのアイロンプリント用紙が一番手軽なんですが、洗濯した時の堅牢度が違います。「Tシャツ君」は高いので手が出せません。家庭で、手軽で、安価に、シルクスクリーンプリントが出来る方法を考えた結果、本体を既に持っているプリントゴッコを選びました。
プリントゴッコオンラインショップには必要なものが全て売っています。私もここで買いました。その後ランプが足りなくなって近所の中型文房具店に買いに行ったときのこと。ランプも無事店頭にあり、そのついでに「プリントゴッコの布用インクありますか?」と聞いてみると、取り寄せ可能とのことでした。
つまり振込みや送料がいらないぶん、オンラインショップより得なわけで。うう、もっとはやく気づいていれば・・・。3日ぐらいで、文房具店から「インク届きました」と連絡がありました。結構スピーディ。一度ダメもとで聞いてみるのがよいと思われます。
東急ハンズなら年中売ってそうだけど、うちは田舎だから遠いんだよorz
モノクロの原稿を作らないといけません。これは年賀状を作るときと同じですね。ペンを使って手書きしてもいいし、PCでデザインしてもよいです。今回はIllustratorでトレースして印刷しました。
このままだとカーボンが含まれていないため原稿にはならないので、白黒コピーをとります。コンビニのコピーでOKです。あまり濃くコピーすると、スクリーンマスターにひっついて取れなくなるので、少々薄めにコピーをとってください。
スクリーンマスターはハガキ大。でも今回は大きな図柄をプリントしたいので、図柄を二つに切って、プリントするときに位置あわせすることに。うまくいくのか!?
小さい図柄なら、一枚のスクリーンマスターに2柄ぐらい収まってしまう場合もあります。空いた隙間がもったいないから私もやってみた。原稿はハガキ大のサイズの白い紙に貼ります。図柄にセロハンテープがかからないように、四隅をちょちょっと留める程度。糊は使わないほうが良いです。
やっとこさ製版です。バチッと光るアレです。ランプは新しいものを、必ず2つ取り付けます。プリントゴッコの電池も新しい物に取り替えます。パワーが足りないときちんとフラッシュできないのです。
スクリーンマスターの方向を間違えないように、プリントゴッコの本体にはさみます。
原稿をステージに置きます。そっと本体を閉じます。上のマドから覘いて見て、図柄がちゃんと収まっていればOKです。
ランプステージを本体にセットします。矢印マークがついているので、それを確かめて方向を間違えないようにします。きちんとはまると、ガチャっと音がします。
平らな場所なのを確かめて、プリントゴッコの持ち手を両手で持ち、全体重をかけて、一気に・しっかり・下まで押さえつけます。これで原稿がスクリーンマスターに焼きつきます。バチッと激しく光るので、目をつむってやること。チカチカする〜。
ここまできて、ランプが片方だけ光らないトラブルが起こってしまい、もうひとつのスクリーンをダメにしちゃいました。2版作らないとダメなのに・・・作業が止まって(´・ω・`)ショボーン。
続きが出来たらどんどん更新します。
Published:2004-06-24 / Last modified:2004-06-24 / Copyright ©2004 Author:ゆ子